いつもブログを見ていただきありがとうございます。
家の図面には、部屋の広さや窓の位置、壁の場所が描かれています。
でも、その家で過ごしてきた時間は、図面には描かれていません。
柱に残った、子どもの背比べの跡。
毎朝、同じ場所でお茶を飲む時間。
台所に立つと聞こえてくる、家族の声。
何年も変わらず「ただいま」を迎えてくれる玄関。
住んでいる方にとっては、その一つひとつが、かけがえのない家の一部なのだと思います。

「ここは、これからも残しておきたい。」
住まいのことを考えるとき、そんな気持ちも大切にしたいと、私たちは考えています。
例えば、思い出のある柱を残しながら、周りを使いやすく整える。
お気に入りの窓辺で、これからも心地よく過ごせるようにする。
家族が集まる場所を、年齢を重ねても使いやすい空間にしていく。
今の暮らしに合わせて手を入れながら、その家らしさを次の時間へつないでいく。それも、リフォームの大切な役割です。

そのためには、住まいを見ることと同じくらい、そこに暮らす方のお話を聞くことが大切だと思います。
どこに不便を感じているのか。
どんな時間を大切にしているのか。
これから、この家でどう暮らしていきたいのか。
一つずつ知ることで、そのご家族に合った住まいの形が見えてくるはずです。
積善が大切にしている「積善来万祥」。
相手の気持ちに耳を傾けること。
小さな困りごとに気づくこと。
大切にされているものを、一緒に大切にすること。
私たちは、日々の仕事の中で、そんな小さな善を重ねていきたいと考えています。
皆さまのお住まいには、これからも残しておきたい場所や思い出はありますか。
いつか住まいのお話をするときには、ぜひ、そんなお話も聞かせてください。